診療のご案内:内科

心臓が痛い、胸がドキドキする

下記症状の場合、心電図・胸部レントゲン・心エコー・ホルター心電図等の検査を行います。
緊急性のある場合は、直ちに連携病院へご紹介します。

  • 動いたときに胸が痛む ... 労作性狭心症の疑い
  • 夜間・早朝胸が痛む ... 冠攣縮性狭心症の疑い
  • ドキドキする・脈が飛ぶ ... 不整脈の疑い

その他、胸痛の原因疾患として、肺炎・胸膜炎・肺梗塞・自然気胸・心外膜炎・肋軟骨炎・大動脈解離・GERD(逆流性食道炎)・消化性潰瘍・うつ病・不安状態等が考えられます。

簡易型終夜睡眠ポリグラフ検査

  • いびきをかく・睡眠中息が止まる ... 睡眠時無呼吸症候群の疑い

SAS(睡眠時無呼吸症候群)が疑われる時は、携帯型SAS検査装置にてスクリーニングのうえ、連携病院睡眠センターにてポリグラフィ(PSG)検査を行います。

1時間に無呼吸低呼吸が起こる回数が5回以上で、日中過眠などの自覚症状があるときに睡眠時無呼吸症候群と診断されます。症状は、「昼間の眠気」「起床時の頭痛」「習慣性のいびき」「不眠・中途覚醒」「夜間の頻尿」などが特徴的です。無呼吸に伴う交感神経の緊張状態持続により耐糖能障害や夜間の血圧上昇がおこり、動脈硬化が進行して虚血性心疾患・脳血管障害をきたすと考えられています。

咳・痰がでる。お腹が痛い。

必要に応じて、胸部レントゲン・腹部エコー・採血検査等を行ったうえで、連携医療機関にて腹部CT・内視鏡検査 等の精密検査を行います。

  • お腹が痛い ... 急性胃腸炎・消化性潰瘍・憩室炎・胆石/胆のう炎・膵炎・腸閉塞・尿管結石虚血性腸炎・虫垂炎等の疑い
  • 胸やけする ... GERD(逆流性食道炎)・消化性潰瘍・FD(機能性ディスペプシア)・虚血性心疾患等の疑い
  • 下痢をする ... 感染性胃腸炎・IBS(過敏性腸症候群)・IBD(炎症性腸疾患)・薬剤性等の疑い

胃カメラ(胃内視鏡検査)

"胃カメラ検査は苦しい・辛い"というイメージを持っていませんか?
最近では内視鏡検査の技術も装置も進歩し、従来と比べラクに検査できるようになってきています。
当クリニックでは、内視鏡を「口から挿入するか」「鼻から挿入するか」、患者さんに合った方法を選択することができます。胃カメラが苦手な方も一度ご相談ください。

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各種健診、予防接種

各種健診は予約にて、診察時間外で実施させていただきます。10-12月はご予約が多く、ご希望の日程が取りづらくなっております。入学時・雇入時検診もおこなっております、実施項目を学校や会社にご確認の上で予約をいただきますようお願いします。採血結果などは約1週間の時間を要するため、時間の余裕をみてください。
検査での異常に対して、当院で再検査(採血・レントゲン・心電図・心エコー・腹部エコー、胃カメラ)を行なった上で、運動・食事・内服治療も実施いたします。
尚、CTやMRIなどの検査が必要な方は連携医療機関へご紹介いたします。

予防接種につきましては、各種定期接種や自費任意接種(インフルエンザ、B型肝炎、おたふくなど)を行っております。予防接種は予約の上でワクチンを発注いたしますので、1週前後の余裕を見てご予約ください。奈良市以外に方の定期接種は、在住市町村での事前手続きが必要となりますので、ご確認ください。
定期接種=ヒブ、小児肺炎球菌、B型肝炎、BCG、4種(ジフテリア・百日せき・ポリオ・破傷風)、麻しん風しん混合、水ぼうそう、2種(ジフテリア・破傷風)、ポリオ、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス

花粉症、舌下免疫療法

本来、細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだときに、体を守るために働く免疫系が勘違いを起こすのがアレルギー反応であり、本来外敵でも何でもないアレルゲンが体の中に入ったときに免疫系が外敵と勘違いして反応が起こってしまうのです。
この勘違いを直すために、微量のアレルゲンを体内に入れます。大変少ない量のアレルゲンに接触したときには、免疫系は「外敵」と思わずにいます。そこでしばらくしてから、もう少しだけ増量してアレルゲンを体内に入れます。そのときも免疫系は外敵とは認識しません。徐々に慣らすように繰り返すことによってアレルギーの発生をおさえる治療法です。

舌下用の薬剤が販売されています。

家庭で舌の下に目薬のように垂らして2分間待ち、そのまま飲み込むだけです。
※スギ花粉の飛散時期は休憩です
※スギ花粉の飛散時期は治療開始できません。6-11月に初回投与開始します
※12歳以上のスギ花粉で根治を期待する場合、重篤で内服が効きにくい方など。

有効率は約7~8割とされています。

1割は無症状に5割は症状が半減、2割は軽く感じ、2割は不変。
※最低2年間(できれば3年)続ける必要がある

最低2年間(できれば3年)続ける必要がある
  • 最初の1ヶ月は毎週に通院、2ヶ月目からは1か月毎に通院できること
  • 効果の無い場合もあることを理解する必要
  • 舌、口腔内のしびれや、むくみのでる副作用が少しある
  • まれにアナフィラキシー(全身に対しての反応)も報告されている

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点滴治療

当院では保険外の特殊な点滴療法はおこなっておりませんが、治療に必要な点滴を随時行っております。熱や下痢などでに食事が十分に取れない場合は点滴でしっかり水分を補給しましょう。点滴ベッドも柔らかいものをご用意しており、ゆっくり点滴を受けていただけます。

  • 処置室(点滴ベッドが4つございます)

生活習慣病

当院では生活習慣病の予防・治療を行い、地域の皆様が元気で長生きできるよう健康管理に取り組んでいきたいと考えています。

糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満症は生活習慣病と言われ、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化を引き起こします。

糖尿病では、失明したり、腎不全になり透析になったり、壊疽で足を切断することもあります。高脂血症、高血圧、肥満症においても多くの合併症を惹起し、健康寿命の短縮、寝たきり患者様の増加を引き起こします。元気で長生きできるように生活習慣病の予防・早期発見・早期治療が大切です。

近年聞かれるメタボリックシンドロームは、内臓脂肪蓄積を原因として高血糖、高血圧、高脂血症が重なった生活習慣病の1つです。日本の成人の約2,000万人がメタボリックシンドローム(予備軍含む)といわれています。軽度のうちに治療すれば治癒しますが、放置すると心筋梗塞、脳梗塞、重症の糖尿病、糖尿病合併症を引き起こしてしまいます。

ご心配な方は一度ご相談ください。

ダイエット

偏食、運動不足、喫煙、ストレス・・・。生活習慣病はその名の通り、ふだんの生活習慣が病気の発症や進行に深く関わっています。高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群が代表的な生活習慣病になります。これらは単独でも怖い病気ですが、いくつか重なると脳梗塞や心筋梗塞などの命にかかわる病気を引き起こしやすくなります。

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禁煙外来

「たばこを止めたいのに止められない」「過去に何度も禁煙にチャレンジしたけど失敗してばかり...」それでも「タバコをやめたい」と思っている方。当クリニックでは、そんなあなたを応援しています。内服薬による禁煙指導により、12週間のプログラムで、無理なく禁煙ができるようお手伝いします。

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検査機器のご紹介

  • 胃カメラ
    オリンパスの細い内視鏡を導入しております。10年前と比べると格段の細さとなり、違和感が大幅に軽減されています。
  • 超音波検査(エコー)
    肝臓や胆嚢などの内蔵疾患から、心臓などの血管の機能も図ることができます。痛みは全くありませんので、安心して検査を受けていただけます。
  • 脈波心電計
    心電図だけでなく、動脈硬化や動脈の閉塞を評価できます。成人病の評価にお勧めする検査の1つです。
  • 内視鏡保管庫
    当院ではオゾン消毒した内視鏡を検査直前まで清潔な保管庫で管理しております。きれいな内視鏡で気持ち良く検査を受けていただけます。
  • 低周波治療器
    筋肉や神経に適度な電気的刺激を与え、筋肉の血流と疼痛の抑制を図ります。肩こり、腰痛、膝痛などに是非お試しください。
  • デジタルレントゲン現像機
    レントゲンでの画像は瞬時にデジタル化され、電子カルテに送られます。胸や腹だけでなく、骨密度の測定も測時に行えます。
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